良性発作性頭位めまい症の薬は気持ちを落ち着かせる目的で使う

このエントリーをはてなブックマークに追加 

めまいやふらつきの改善に≪効果が期待できる方法≫とは?

良性発作性頭位めまい症の薬は気持ちを落ち着かせる目的で使う

薬は気持ちを落ち着かせる目的で使う

1.薬による対処療法

薬は気持ちを落ち着かせる目的で使う

周囲や自分自身がグルグルと激しく回り、吐き気が起きるようなめまいが生じる急性期には、内服薬や点滴を使用することがあります。とくに、初めて起きためまいでは、不安や恐怖が強く気持ちが落ち着きません。そのために薬で気持ちを落ち着かせることもあります。
そのような際によく使用する薬は、

  • 吐き気止め
  • 酔い止め
  • 不安感を取り除く精神安定剤
  • 血流をよくする血流改善薬

などです。薬の投与は、不快症状を取り除くだけの対処療法です。めまいを根本的に治す治療方法ではありません。

 

2.病院で行う理学療法

病院で行う理学療法とは、頭の位置を変えながら三半規管に入り込んでいる耳石を取り除く「エプレイ法」です。自分でできる方法としては「寝返り体操」があります。

 

3.めまい発作時の過ごし方

めまいの症状は短時間で治まることが多いので、横になったりし安静にしておきましょう。めまいを頻繁に繰り返す場合は、日常生活の生活改善を行い、運動不足の解消などを行うようにします

院で行われる「エプレイ法」

左後半規管にある耳石を取り除く方法

  • 1.あお向けに寝て、耳石のある側に45度頭を傾ける
  • 2.今度は反対側に45度頭を傾ける。
  • 3.頭は45度傾けたまま、耳石のない側を横向きになる。
  • 4.正面を向き座る




薬は気持ちを落ち着かせる目的で使う関連ページ

耳が原因で起きるめまい
耳が原因とされるめまいで、中年以降の女性に多く、激しい回転性のめまいを起こすめまいふらつきについて説明します。
発作の起こる原因を知っておこう
良性発作性頭位めまい症は平衡感覚を感じ取っている内耳の前庭器官に異常が起こることで引き起こされます。
病院で行われる検査と診断方法
良性発作性頭位めまい症は、既往症やめまいの症状に関する問診と簡単な検査を行うことで、ほとんどの診断が可能です。
良性発作性頭位めまい症を寝返り体操で解消する
良性発作性頭位めまい症を解消するのには、寝返り体操により、三半規管から耳石を取り除くことで改善することがあります。
生活習慣を改善しめまいを改善する
自分自身の生活習慣を見直し、良性発作性頭位めまい症になりやすい生活習慣の場合は改善するようにしましょう。
寝具は寝返りが十分できるものを選ぶ
睡眠時には三半規管や耳石器を水平にすることが大切になります。そのためにも寝具選びはとても重要です。

▲ページ上へ戻る



 
TOP 病院で処方されるお薬について 食生活で症状を改善 記事一覧