無理なダイエットが原因となる耳菅開放症
耳菅開放症の特徴
- 自分の呼吸音や声が響いて聞こえる。
- めまいや耳鳴りがある。
- 姿勢で症状がかわる。
栄養状態のバランスの崩れが発症の原因に
耳菅開放症とは、元から耳菅が広がっている人や、鼓膜が薄い人がなりやすい病気です。その他には女性が食事制限の激しいダイエットを行い、耳菅周辺の脂肪が極端に減り、耳菅が常に開いている状態の人などは注意が必要です。
そもそも耳菅とは、中耳とのどの奥を結ぶ菅で、中耳の内圧調整などの働きを担っています。耳菅の出口と言われている耳菅咽頭口は通常、物を飲み込む時やあくびをした時だけ開き、あとは閉まっています。
しかし、耳菅開放症になると、耳菅が常に開いている状態のため、鼓膜が過剰に反応して、耳鳴りが聞こえたり、めまいを引き起こしたりしてしまします。
症状が出たら頭を下げる姿勢をとろう
前かがみになったり、横になったりすると、耳菅粘膜の血流が一時的に改善されて粘膜が膨らむ。
すると耳菅の内膣が狭くなるため、症状が軽くなる。
耳菅開放症は特に治療方法が見つかっておらず、対症療法が中心に行われています。
原因が無理なダイエットの場合は食生活を改善し、適正な体重に戻すことで症状が
緩和される場合もあると言われています。
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