めまいの種類のひとつである動揺性めまいの原因について
めまいの種類のひとつである動揺性めまいの原因について
めまいのなかにもいくつかの種類があり、その中のひとつに動揺性めまいがあります。
動揺性めまいがどのようなものであるかというと、頭や体がぐらぐらと揺れている感覚となったり、歩行時にふらつくものとなります。
原因として挙げられる部位…
原因として挙げられる部位は脳にある脳幹や小脳となります。そのため、動揺性めまいが発生することは重大な病のサインとなることもありますが、必ずしもそうではないことから適切な診察を受けて指示を受けることが大事なこととなります。
原因…
動揺性めまいの中にもさまざまな原因があり、
- 中枢系のもの
- 全身系のもの
- 薬剤によるもの
- 心身状態によるもの
中枢系のものは、脳のトラブルの発生を教えてくれるサインであることが多く、
脳幹や小脳と言った部位に腫瘍が出来ている場合などはこのめまいがよく発生します。
脳の病気においては早期発見と治療が大事なことであるため、症状が続くときは早めに脳外科などにおいて診察を受けることが大事です。
全身性のものは、身体の特定の部位が悪いのではなく、神経など全身のバランスに不調がある場合に発生します。自律神経失調症が関係していることもあります。
薬剤が原因にも…
薬剤によるものですが、これは薬剤を使用することによる副作用が関係しています。薬剤によっては副作用としてめまいが起こりやすいものがありますので、このような薬剤を使用することによって、ふらつきなどの症状が発生することがあります。
そして、心身状態によるものがありますが、これは医療機関において検査をしても、何の異常もないのに症状がある状態です。このような状態の多くは全身性のものにも関係している自律神経失調症の場合があります。
日常生活のストレス…
日常生活におけるさまざまなストレスから知らず知らずのうちに自律神経失調症になっていて、その症状としてふらつきなどの症状が現れると言うものです。このように動揺性めまいの原因にもさまざまなものがあることから自己判断をせずに診察を受けることが大事です。
めまいの種類のひとつである動揺性めまいの原因について関連ページ
- 動揺性めまいの対策・治療について
- めまいの一種である動揺性めまいには、原因によって中枢性のものや全身性のもの、心因性のものに分類され、全身性や心因性の場合には比較的治療や予防がしやすいですが、中枢性の場合には治療法が大掛かりになるので、対策を行うことが大切です。