5つの「不」から心のストレスが生じる

5つの「不」から心のストレスが生じる

3つの不+不幸=不快となる

人間の心に生じる「不平」「不満」「不安」の3つの不が原因で、さらに4つ目の不である「不幸」を生み出してしまいます。それが最終的には「不快」を作り出し、ストレスの大きな原因となって、めまいや耳鳴りにつながることがあります。

 

不平

不平からストレスが生じ、めまいの原因に

仕事などで他者と自分を比較してしまい、不公平さを感じて落ちこんだり、腹を立てたりしてしまう。それが理不尽であることはわかっていても納得できずに、強いストレスを感じてしまう。また、美容などの外見面に嫉妬してそれがストレスへと繋がっていくこともある。

 

不満

理不尽な状況にさらされたり、自分だけが損をしていると感じてストレスになる。仕事なので上下関係がある場合、上の立場の人の指示には逆らえず、不満がたまりやすい

 

不安

体調の悪さや病気の悪化、仕事を失う、または仕事がみつからない不安など、具体的なことから将来に対する漠然としたことまで不安に感じる。

 

不幸

以上の3つの「不」が不幸をまねき、そのことでますます落ち込み、精神状態を悪化さしてしまいます。それがストレスとなって、結局自分の心身を傷つけることになるのです。

 

不快

社会生活を送るうえで不快に感じることは非常に多いです。これがストレスの源となり、そのつど怒ったり、文句を言ったりするわけにもいかず、不快なまま我慢することが多くなります。

 

比較する思考がストレスのもとになる

比較する思考がストレスのもとになる

職場でも学校はもちろんのこと、地域や家庭内においても、自分と自分以外の周囲を比較する思考が起こると、それが「不」へ繋がる原因となります。

 

例えば職場では、よりよい業績を求めようとします。すると当然同僚に対して「比較する思考」が生じ、まず「不平・不満・不安」の三つの不が作り出されます。
さらに比較する思考が強くなると、「不幸」が生じてきます。不幸によって心が大きくゆらぎ、最終的にストレスのいちばんの原因である「不快」となるのです。

 

ストレスは上手にかわしていくことが大切です。実際に、めまい・耳鳴りの治療では、ストレスの受け止め方を改善する方法が有効な例が多く見られます。また、ストレス改善には食生活の見直しも重要で、サプリメントを飲むことでお手軽に改善が期待できます。

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