頸性めまいについての紹介

頸性めまいについての紹介

頸性めまいについての紹介

 

めまいは、前提小脳と呼ばれる部位の異常によって生じます。

 

目や耳、手足など、全身の自律神経から送られてくる情報は、この前提小脳に集まりますが、その情報が多すぎた場合、自律神経から送られてくる情報のコントロールがくるってしまい、体の平衡感覚が保てなくなってしまいます。

 

このコントロースの狂いから、めまいは生じます。

 

体の平衡間隔が、狂うと、体全体のコントロールに支障が出てしまい、
他にも、頭痛、首や肩のコリ、耳鳴り、冷や汗、吐き気などを同時に引き起こすことがあります。

 

めまいは、回転性と非回転性の二つがあります。

 

 回転性
耳の疾患や、脳幹、小脳の病気によるもの

 

 非回転性
自立神経系の疾患によるもの

 

回転性の場合、周りがぐるぐまわっているように見えて、非回転の場合は、宙に浮いているようなふらつきを感じます。

 

最も多くみられる頸性(けいせい)めまいとは

最も多くみられる頸性(けいせい)めまいとは、非回転性のもので、肩や首のこりを伴います。
主な、原因に、デスクワーク中心のパソコンの作業、テレビゲーム、細かい仕事などで、
無理な姿勢を長時間、続けているなど、腰や肩に負担のかかる仕事をしている人にみられます。

 

頸性めまいの改善には、凝り固まった首筋や背筋を柔らかくすることが最も簡単な方法です。

 

背骨には、椎骨といわれる骨が重なりあっていて、この椎骨の狭い間に、自律神経が外に伸びています。めまいは、自律神経の乱れから生じるものなので、長時間、同じ姿勢でかたまってしまった体をほぐしてやれば、筋肉などの緊張もほぐれ、また、同時に、気分も改善されることから、めまいもおこりにくくなります。

 

治療法…

治療法として、頚椎部の温熱療法と頚椎牽引等の理学療法や、セファドールの投与、ビタミンB複合剤の注射などを、約2週間ぐらいかけて行います。

 

まずは、ストレッチなどで、体の負担などをほぐして、それでも、改善が見られない場合は、医師に相談してみることが大切です。他にも、鍼治療なども効果的です。

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