嘔吐や強い頭痛を伴うめまいは注意が必要

嘔吐や強い頭痛を伴うめまい

嘔吐や強い頭痛を伴うめまい

 

突然めまいが襲ってきたら…

突然めまいが襲ってきたら

もしも出先でめまいが起こってしまったら、まずは横になるなどして安静にすることです。
姿勢を変えるとめまいの程度も変わることもあります。自分が一番楽に感じられる姿勢で安静を保つようにします。体を締め付けているものは外したりゆるめたりして、なるべく体を緊張感から解放するようにします。

 

光の刺激で症状が悪化する場合もあるので、なるべく日陰などに入り目を閉じて安静を保つようにします。歩行中にめまいが起きたら、無理やり歩いたりせず、その場でしゃがんだりして症状が落ち着くのを待つようにします。あわてて動くと躓いて転んでしまったり、ものにぶつかったりして怪我や事故につながることもあるので注意します。

 

酷い時は助けを呼びましょう…

なかなか人に助けを求めるのは勇気のいることですが、辛い症状が改善しないときには周囲の人に助けを求めることも大切です。
人込みや階段の途中などで起こってしまった場合には、無理せずに周りの人の手を借りるようにします。そして動けないほどの強い症状があったら救急車を呼んでもらうようにします。

 

車の運転は要注意

車の運転は要注意

最も危険なのが車の運転をしているときにおこる眩暈です。運転を続けると事故につながる恐れがあるため、車を路肩に寄せてエンジンを切り、シートを倒して横になって休むようにします。
そして症状が落ち着くまで決して運転しないようにすることが大切です。

 

眩暈は自分だけでなく人を巻き込んで取り返しのつかないような悲惨な事故を起こしてしまう可能性があるので軽く考えずにとにかく症状が完全に落ち着くまで安静にして待つことが大切です。

 

また、強い眩暈の発作ほど吐き気を伴うことがあります。
吐き気があるときにはめまいを起こしている人を安静にさせるときに横向きに寝かせることが大切です。嘔吐による吐しゃ物がのどに詰まって窒息する可能性があるためです。

 

あまりにも吐き気が強く、20分程度安静にしても軽減しないような場合や今まで経験したことの無いほどの激しい頭痛を伴う場合には、脳の病を起こしていることが疑われるため、すぐに救急車を呼んで医療機関へ搬送することが大切です。

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