めまいや耳鳴りが症状として現れる心の病気
めまいの原因がうつ病やパニック障害など、心の病気が原因のことも
めまいや耳鳴りの症状がでているときは、原因として考えられるのが脳や耳の異常です。
しかし、詳しい脳の耳の検査をおこなっても異常が何も見つからいことがあります。そのようなときは、心の病気が原因になっている可能性がありますので、他の症状にも注目してみましょう。
うつ病かもしれない
- 気分の落ち込み
- 集中力の低下
- 気力の喪失
- 決断力の低下
- 抑うつ感
うつ病の症状が重症になると気づくことも多いが、軽いうつ病だと、きついながらも仕事や家事をこなしているで、意外と気づいていない人が多い。
身体表現性障害かもしれない
- 身体のあちこちの痛み
- 吐き気・嘔吐
- 声が出にくい
- 腹痛・頭痛
病気や身体に異常がないにもかかわらず、さまざまな身体症状が出る病気です。うつ病や不安障害に合併することがある。
パニック障害・不安障害かもしれない
- 呼吸困難
- 冷や汗
- 恐怖感
- 動悸・過呼吸
何らかのきっかけで、めまいや呼吸困難などのパニック発作を経験すると、再び同じ状況になったときに強い発作が起るのではないかという強い不安感をもつ。
心の病気は薬物療法や認知行動療法で治療する
心の病気が疑われても、メンタルクリニックなどの精神科に行くことには、抵抗がある人も少なからずいます。
しかし専門科ではないと原因の特定も難しく、症状の悪化を招くこともありますので、きちんと受診するようにしましょう。原因が特定されれば薬物療法を行いながら、カウンセリングや認知行動療法などの心理療法を行います。
どうしても病院へ行くのは抵抗がある人は
心の病気は生活環境の改善で症状が和らぐ場合もあります。食事や睡眠をしっかりとり生活リズムを整えることが大切です。また、ストレスを溜め込むと心身にとって、とても悪影響ですので定期的にストレスを発散するようにしましょう。最近では薬に頼らずにサプリメントで症状を改善する人も増えています。
病院へ行くことが抵抗のある人は、まずは自分で出来る事をためしてみるのもよいでしょう。