東洋医学でめまいは、6つのパターンに区分する

東洋医学でめまいは、6つのパターンに区分される

東洋医学でめまいは、6つのパターンに区分される

 

ほとんどの人々は、高いビルや断崖の下を見下ろすと、めまいを感じます。原因は、一時的な現象から、機能的、病的現象に至るまで様々であります。

  • 低血糖
  • 低酸素
  • 脱水
  • 心臓病
  • 脳腫瘍
  • 蝸牛異常
  • 急性肝炎
  • 薬物反応

などで起こることもあります。

 

病院に行って、様々な検査が正常値で判定されたのに、未だに原因が分からない場合は、東洋医学的な接近が有用であります。
脈を見て、漢方薬を飲み、針を打つ一連の治療過程を想像しますが、東洋医学とは思ったよりもかなり深い世界であります。

 

東洋医学では、6つのパターンに区分します。

 

 第1、肝の急激な量のエネルギー上昇です。顔は赤く、耳鳴り、頭痛、重度のめまいが発生します。激しい怒り、悔しさなどが原因です。

 

 第2、肝に怒りが込み上がる場合です。第一パターンの症状にのどの渇き、苦い口当たり、黒い尿や黒便が同伴することもあります。

 

 第3、肝の風が上昇することです。めまいがひどく、体のバランスを失い、手足が震えてパーキンソン病のように見えたりもします。

 

 第4、胆が詰まることです。めまい、食欲皆無、鉄のバントをしているように頭が重く、精神散乱、吐き気、疲労困憊、胸苦くるしさ、口の中がネバネバする症状が現れます。

 

 第5、気と血が弱い場合です。めまい、不眠、疲労感、蒼白な顔、うつ病などを見せます。肌が荒れて脱毛現象、無月経、体重減少などを伴うこともあります。

 

 第6、腎臓の虚症から来るめまいです。頭が空っぽのような感じや記憶力減退、腰痛、ひざ痛、うつ病の症状、性欲減退、不眠などがめまいと共に現れます。

 

東洋医学では、パターンに応じて鍼治療をするか漢方薬を処方するかどうかを決定します。
場合によっては、鍼と漢方薬を併用することもあります。
一見曖昧なように見える時もありますが、病気の深さと原因に応じてキリのように正確に患部を刺したり、カミソリの刃のように鋭く病理的現象を取り除いてくれます。

東洋医学でめまいは、6つのパターンに区分する関連ページ