めまい、頭痛などに 漢方薬の効能について
めまい、頭痛などに 漢方薬の効能について
めまいは、頭痛や微熱、だるくて疲れがとれないといった不定愁訴と言われる原因不明の体調不良のひとつです。
病院へ行ってもめまいの原因が分からず、長年苦しんでいる方も多いでしょう。
そういった、疲労やストレスからくる体調不良は、病院へ行ってもあまり効果はみられないことが多いです。
東洋医学では、はっきり病気かどうかはわからないけれどもとても体調がわるい、どうしてもよくならない、という状態を「未病」といい、まだ病気ではなくても病気に近い状態、と位置づけています。
東洋医学といっても、あまりぴんとこないかもしれませんが、昔からある鍼灸や、漢方薬などがそれにあたります。
ちょっと鍼やお灸は抵抗があるなあ、という方は、まず漢方薬から試してみてはいかがでしょうか。
漢方薬…
最近では漢方薬にも保険が適用されるようになり、経済的にも負担なく治療できます。
漢方薬専門の医院などもありますから、まずはそこで診断してもらって、自分の症状にあった薬を処方してもらうといいでしょう。
ひとくちに漢方薬といっても様々な種類があり、診断してもらうことで、それぞれ個人の体質や症状にあわせて自分にあった薬を処方してもらうことができます。また、しょうがやみかんの皮などといった自然由来の成分なので、薬が体質に合ず、いつもつらい思いをする、という方も安心して飲むことができます。
自己治癒能力…
東洋医学というのは、弱ってしまった体を健康に戻すことで、本来からだが持っている自己治癒能力を高め、それで病気を治そうという考え方です。
ですから、自然のものを体に取り入れたり、鍼やお灸などで体のつぼを刺激して、血液の流れをよくしたりして、弱ってしまっている体を少しずつ正常に戻していくというやりかたなのです。
あまり難しく考えずに、体の声を聞いて、そのときに体が欲しているものを取る。
あなたの体が必要としているものならば、取り入れたときにきっとそう感じるはずです。