【体験談】良性発作性頭位めまい症
サイトへ寄せられた、良性発作性頭位めまい症の体験談の紹介
めまい症こと良性発作性頭位めまい症という聞きなれない病気の症状が初めて出たのが10年くらい前のことです。
横になっている時に寝返りをうつと、いきなりぐるぐると目が回るようなめまいが起こったのです。めまいは長くは続かず、10〜20秒以くらいなのですが、とにかく横になったり起き上がったり、寝返りをうつたびにめまいがするのです。
最初は脳の病気内なったのかと思い、心配だったのですが、頭痛はないし、立っている時は全然症状がないので不思議に感じていました。いちど症状が出ると2週間くらいは続きます。生活に支障はなかったので、しばらくほっておくと、いつの間にか症状はなくなりました。そしてまた数年後、忘れたころに症状が現れました。
知り合いに相談したら、まずは耳鼻科で診てもらったほうがいいと言われたので、診察してもらったところ、先生が頭を持ってぐらぐらと激しく揺さぶり、眼球の動きを見るというものでした。
結果、良性発作性頭位めまい症というものだったのですが、良性とついていたことで安心しました。耳石という粒子が、本来の位置から三半規官に入りこむことによって回転性めまいが起こるのだそうです。特に治療や、薬を飲まなくても大丈夫ということでした。症状がひどくなるようなら、また来てくださいと言われ、ほっとして、病院をあとにしました。
その後も、3〜4年に一度は症状が現れ、2週間くらい続くのですが、原因がわかっているので、こわくはありません。
対処法といえば、
寝起きの時や寝返りをうつ時に、急な動きをせず、できるだけゆっくりと動くことです。
すると、めまいの症状も軽くなります。
原因は、はっきりわかっていないそうですが疲れやストレスが関係しているかもしれないそうです。
ストレスは、すべての病気の原因になっているので、なるべくゆったり生活するのが一番なのかもしれません。
参考記事→「めまい・ふらつきは自律神経の乱れ」
この病気になってみて、人間の体は不思議であり、いろいろな病気があるものなのだと思いました。