眩暈と三半規管の関連性

眩暈と三半規管の関連性

眩暈と三半規管の関連性

 

眩暈を引き起こす原因はさまざまです。動揺性回転性と主に分かれていますが、回転性眩暈の場合は、三半規管と眩暈は密接な関係があります。眩暈は、平衡機能障害が主な原因です。

 

主な原因…

主に耳の不具合

主に耳の不具合によっておこりますが、目から脳への情報が正常に運ばなかったり、手足の感覚以上や、肩、首などの神経障害が絡み合っておこるものも多くあります。
具体的には、三半規管を満たしているリンパ液が増加をしてしまい、むくんだ状態になると、細胞に異常がきたし、センサーの作動がうまくいかなくなります。

 

メニエール病…

内耳の中にある三半規管で、メニエール病が主に発生していることをあらわしています。メニエール病は、リンパ液が自律神経失調症や、ホルモンの異常、ウイルス感染、内耳への血行障害などでリンパ液が必要以上に生産されている状態です。

 

さらに、三半規管の内耳には、栄養や酵素が椎骨動脈によって送られていますが、肩こり等などが原因で圧迫をされ、血流が悪くなると、栄養不足がおこり、眩暈が生じることがあります。

 

また、内耳炎、前庭神経炎などでも眩暈が生じます。ウイルス感染が原因の場合は、ヘルペスウイルスと呼ばれているウイルスの感染によるものです。このウイルスは、30代では半数、60代ではほぼ全員が感染をしているもので、通常日常生活を送るのには問題ないのですが、免疫力が自律神経失調症などで低下しているときに連動しておきてしまうことが多くあります。

 

良性発作性頭位めまい症が原因…

この他には、良性発作性頭位めまい症が原因の場合には、三半規管のリンパ液の中に、耳石というカルシウムが混入しておこります。頭を強く打った際や、寝ているときに、耳石が前庭部の耳石器という部分から三半規管に落ちてくることが多くみられます。

 

頭の位置が変わることで石の位置が変わり、リンパの流れに石が移動することで、脳が頭が動いたと勘違いをして、また、眩暈がおきてしまうのです。自律神経のバランスを整えることが、メニエール、内耳炎、前庭神経炎には必要不可欠です。

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