眩暈の治療について

眩暈の治療について

眩暈の治療について

 

眩暈の原因としてまず、主にあげられるのが自律神経失調症です。
自律神経が乱れることによって、平衡感覚をつかさどっている内耳のリンパ液が必要以上に生成されてしまうからです。自律神経の乱れが原因の場合は、抹消の循環障害を持っている場合が多くあるため、手足の冷えの症状がある方が多くいらっしゃいます。
循環障害を治療することで、改善に繋がる場合があります。

 

自律神経を整える…

自律神経を整える鍼などは眩暈治療のひとつです。また、耳鳴りや難聴など、聴覚に関わる症状を伴う眩暈の場合は、薬物治療が効果的です。利尿剤で内耳の内リンパ液の増殖を軽減したり、内耳の血流を改善する循環改善薬を処方したり、ストレスの軽減に抗不安薬を処方する場合もあります。

 

治療…

内耳の炎症を抑えるステロイド薬や、内耳の感覚細胞を麻痺させて眩暈を抑えるゲンタマイシンを処方することもあります。これらは耳鼻咽喉科で治療が可能です。脳が原因の眩暈の場合は、浮動性といって、くも膜下出血や、脳出血、などの原因も考えられますので、早急な検査と、眩暈の元となっている病気の治療が必要です。

 

血流に注意…

また、首をひねったり、まわしたり、伸ばしたりする際におきる場合は、首や肩が凝り固まって、血液の流れが悪くなっていて神経伝達が正常に行えなくなっている場合もあります。頭痛や、首の痛み、吐き気や冷や汗を伴うこともあります。血流を良くする治療が必要不可欠です。

 

起立性低血圧…

起立性低血圧

その他に、起立性低血圧というものが原因の場合もあります。椅子などから急に立ち上がったときや、熱い湯船に入ったときなどにおこるものです。血圧の変動幅が多くなることが原因です。糖尿病やパーキンソン病などによって、引き起こされることも多くあります。

 

また、骨粗鬆症の肩は、耳医師のカルシウムの代謝に悪影響を与えている場合もあり、良性発作性頭位めまい症の場合は、カルシウム摂取によって症状が緩和することも多くあります。自分の眩暈の原因を知って、元となっている病気の適切なケアをしてくださいね。

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