病院で行われる検査と診断方法
病院で行われる検査と診断方法
問診と簡単な検査で診断が可能
良性発作性頭位めまい症は、既往症やめまいの症状に関する問診と簡単な検査を行うことで、ほとんどの診断が可能です。
良性発作性頭位めまい症の起こるタイミングとしては、上半身を起こした姿勢からあお向けに寝たり、あお向けの姿勢から上半身を起こしたりしたとき、左右に寝返りをしたときなどに起きてしまいます。
めまいが起きているときに特徴的な眼振を起こすのが、この病気の特徴です。めまい症状は、じっとしていれば、30秒〜1分間のうちにおさまります。
めまい以上に頭痛や手足のしびれの症状が激しい場合は、
- 脳出血
- 脳梗塞
- 脳腫瘍
など、他の病気の可能性があります。
高血圧や糖尿病、脂質異常症などがある人、高齢でフラフラしてまっすぐ歩けない人、めまいが長期間続く人は、一度詳しい検査を受けるようにしましょう。めまいの症状だけでは、診断するのが難しいので、頭部CTやMRIなどの検査を行います。
良性発作性頭位めまい症の検査
めまいの状況を聞き出す「問診」と「頭位変換眼振検査」を行う。
脳出血や脳梗塞、脳腫瘍などによるめまいの検査
頭痛や手足のしびれなどがある場合は、脳出血、脳梗塞、脳腫瘍などの病気が隠れている恐れがあります。