抗ストレスのパワーは食事から摂ろう
めまいや耳鳴りに効くのはビタミンB群
ビタミンB12
ビタミンB12に働きは神経細胞の核酸やたんぱく質の合成・修復の役割をする。
このビタミンB12は動物性食品のみにしか含まれていない栄養分なので、野菜を中心に食べている人には不足することがあります。
ビタミンB2
ビタミンB1の働きは細胞の酸化を促し、老化の原因と言われている過酸化脂質を体内から取り除きます。
ビタミンB1
糖質をエネルギーに変えて、脳や神経、筋肉が正しく動くように手助けする効果があります。
ビタミンB12は末梢神経の代謝を促す。
めまいや耳鳴りが起る人は、食生活の見直しが必要となります。食事の見直し方法として、ビタミンB群を多く取ることを意識しましょう。その中でもビタミンB12はとても大切な栄養素です。よくめまいや耳鳴りの治療薬としてビタミン剤が用いられますが、成分はこのビタミンB12です。
ビタミンB12には、末梢神経の代謝を活発にする働きがあり、内耳の神経の働きを促す作用があります。その他にB1、B2も重要な栄養素で役割があります。ビタミンB1は糖質を代謝するのには欠かせないので、不足していると疲れやすく、脳の働きも鈍ってしまいます。
ビタミンB2は脂質を代謝するのに必要不可欠な栄養分なので、不足すると体がエネルギー不足となり、老化の原因といわれている、酸化脂質が増えやすくなります。
抗ストレスにはカルシウムやたんぱく質を摂ろう
カルシウム
カルシウムのほとんどは骨や歯などに蓄積していますが、少量のカルシウムは血液や筋肉、神経といった場所に蓄積されています。よくイライライする時はカルシウムを取りなさいと言われますが、神経にカルシウムが十分にあることで興奮を抑えることができるからです。
たんぱく質
たんぱく質は約20種類のアミノ酸から作られています。その中でも体内では作り出すことのできない9種類の必須アミノ酸は抗うつや精神安定、睡眠などに影響を与えます。
カルシウムは脳の興奮を抑える作用がある
ストレスでイライラが強くなり、脳が興奮状態になるとめまいや耳鳴りの原因になります。脳の興奮を抑えるには、カルシウムを摂ることが効果的です。
カルシウムには神経細胞の異常な興奮状態を抑える働きがあり、
イライラ状態を抑えてくれます。
カルシウムが足りなくてイライラしていると感じた時は牛乳を飲むと鎮静作用によってイライラを抑えることができます。