適正体重を維持する

体格指数で肥満度を確認しよう。

肥満は生活習慣病の元凶といってもいいほど、高血圧症、糖尿病、脂質異常症などを引き起こす原因になります。生活習慣病によって起こるめまいの対策では、先に肥満を解消することが大切です。

肥満の度合いを確認する簡単な方法は、日本肥満学会が出している体格指数です。これは体重と慎重で計算し、適正体重はBMI25以上になると肥満と判断されます。

身長と適正体重であるBMI22を乗じて算出するのが「標準体重」といわれるものです。この体重が、病気になりにくい理想的な体重だといわれています。月に一回は体重を測って、標準体重の維持を目標にしましょう。

「内臓脂肪型肥満」が問題に

BMIは自分が肥満であるかの目安となりますが、生活習慣病は内臓に脂肪がたまっている状態の「内臓脂肪型肥満」がとても問題になります。
BMIが25未満でも、ウエストが85cm以上の男性、90cm以上の女性の場合は、動脈硬化になりやすいメタボリックシンドロームです。
脳の障害で起きるめまいの原因には、メタボリックシンドロームが関係している可能性があると考えられています。

骨粗しょう症がめまいの原因に