あなたの“めまい”はどういう症状ですか?
気になるアンケート結果は・・・
軽いめまいの症状なら問題ないのですが、中には日常生活や仕事に支障が出るほど深刻なケースもあるようです。めまいはどんなときに起きるのでしょうか。また、その症状にはどんなものがあるのでしょうか。100人にアンケートを実施してみました。
対象人数:100人(めまい持ちの方限定)
アンケート項目:
●立ち上がった時にクラッとして、ふらつく
●周囲がグルグル回っている
●体がフワフワしてふらつく、真っすぐ歩けない
●目の前が真っ暗になる
●自分自身がグルグル回っている
●その他
- 第1位 立ち上がった時にクラッとして、ふらつく
- 第2位 囲がグルグル回っている
- 第3位 体がフワフワしてふらつく、真っ直ぐ歩けない
という結果がでました。
めまいで最も多いのは立ちくらみですが、アンケート結果にもそのことがはっきりと表れています。
立ちくらみは、急に立ち上がったために瞬間的に脳に送られる血流が減少して起きる現象です。
■立ち上がった時にクラッとして、ふらつく
若い女性に多く見られるめまいですが、高齢者にもこの症状を訴える人がいるようです。
風呂で長湯したときにもなることがありますが、ひどくなると失神することもあるので、特に湯船の中では危険な場合があります。
アンケートでも、急に立ち上がったときや湯船の中でめまいを起こしたという回答が多数見られました。また、貧血症の持病があったり、パソコンをやりすぎたり睡眠不足が原因と答えた人もいました。症状としては、急に目の前が真っ暗になる(あるいは真っ白になる)といった回答が目立ちました。
立ちくらみには、医者にかかる必要があるケースと放置しても問題ないケースがあります。
・要注意のケース
- 不整脈がある人の立ちくらみ
- 立っていても寝ていても立ちくらみする
- 自律神経障害のある人の立ちくらみ
- 一時的に片目が見えなくなる場合(一過性脳虚血発作の可能性がある)
こういったケースでは、病院で診てもらうことをおすすめします。
・問題のないケース
- 立ちくらみを起こしたけど立っていられた
- 2〜3分で回復した
このようなケースは血管迷走神経反射による立ちくらみなので心配いりません。
■周囲がグルグル回っている
アンケート結果では、睡眠不足やストレスが原因でこういった症状になることが多いようです。
中には眼球が勝手にグルグル回るケースもあるようで、ひどくなると日常生活にも支障をきたします。
「まっすぐ立っているつもりでも周りが回っているので、何かに掴まろうとしても掴めない」という回答もありましたが、掴めなかった場合は転倒する危険もあるので、かなり注意が必要です。
■体がフワフワしてふらつく、真っ直ぐ歩けない
「常に船に乗っているような気分で足元がおぼつかない」
「地震かと思ったら自分だけ揺れていてショックだった」
といった回答が目立ちました。
また、「自分の体がふわふわ揺れているのを見て、周囲の人が驚いて支えてくれた」という、かなり心配な回答も寄せられました。
めまいは、単なる一時的なふらつきである場合が多いのですが、中には重篤な病気の前兆として現れることもあるので、そういったサインを見逃すと危険です。