めまいの前兆に起こる眼前暗黒感の特徴
めまいの前兆に起こる眼前暗黒感の特徴
急に目の前が真っ暗になる状態を眼前暗黒感と呼びますが、これはめまいを起こす前兆に起こる症状の一つです。立ちくらみが代表的なものですが、座ったままの状態でも起こる事が有ります。
脳の血流が悪くなる事で起こる特徴がある事から、失神の前兆と考える事が出来ます。
眼前暗黒感が起こる原因の一つに、循環器系の障害が起こっている可能性があります。
心臓の機能に問題が…
心臓の機能に問題が出ている場合には、心臓から送り出される血液の量が減少する為に、血圧が下がり始めます。その為に、脳に必要とされる血液が送られにくくなる事から眼前暗黒感の症状が発生してしまうのです。このような場合には、心臓の検査を受けて、しかるべき治療を受ける事で、眼前暗黒感も次第に起こりにくくなります。
原因は…
原因には、心臓疾患以外にもいくつか考えられるものが有り、自律神経失調症もその一つと言えます。座った状態から、体位を変えて急に立ち上がろうとする場合には、通常健康体の人ならば、血圧が上昇するものですが、血圧は自律神経がコントロールを行うものである為に、自律神経に支障が有る場合には、体の動きに血圧が伴う事が出来ないという状態が起こるのです。その為に、めまいが起こり易くなります。
入浴時にめまい…
入浴時にめまいを良く起こす方が居るのも、お湯のの中に浸かっている時には、水圧がかかっているのに対し、お湯からあがる事で水圧が急にかからなくなる為に、血圧が急に下がってしまうのが原因になるのです。
その他、けが等をした場合や、胃潰瘍などを発症している際の出血が原因と成って眼前暗黒感が起こる場合や、薬による副作用が原因と成り血圧が下がる事でも起こる事が有ります。
病気やけがが原因で起こる場合には、病院による治療が不可欠ですが、不規則な生活を改めたり、栄養バランスを考えた食事を取る習慣づけを行う事で、自律神経失調症から発症している眼前暗黒感を予防し、改善する事は、可能だとも言えます。
第一に大切な事は、症状が出た時には、放置せずに精密検査を受けるという事が重要です。命にかかわる疾病の早期発見に繋がる場合もあるのです。